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感想、あるいはポスト・パフォーマンス・ライティング

2度目の幻想絵画、無事閉幕いたしました。
結構前だけど。
ご来場の皆様、共演の皆様、主催・運営の方々、誠にありがとうございました!

若いピュアな朗読劇に挟まれた、倦怠期の夫婦劇という・・・
まさに幻想絵画(笑)


ニットイットは30分短編芝居の『椅子』でした。
『イスの冒険』をご存じの方は、へんな感じがしたかもしれません。

椅子が冒険しちゃった経緯については、
↓に詳しいです。
http://nittoitto.blog119.fc2.com/blog-date-201110.html

『イスの冒険』が、
理由や出来事によって、外へ外へと転がっていく話だとすると、
『椅子』は、
理由や出来事が曖昧なまま、内へ内へと巻き込まれていく話です。

もともと理由とかはスッ飛ばして、
二人が向かい合う話を書きたかったので、
今回加筆するときも、説明は足さず、むしろ曖昧さを増やしました。
夫婦という曖昧なものを描くのには、
そのほうがしっくりきたからです。

その分、出演のお二人には負担かけましたが、
舞台上にホームを築いてもらえて、本当に感謝しています。
ありがとう!

短編・長編、どちらかが本物という事はなく、
『イスの冒険』は若夫婦にふさわしく、
『椅子』は成熟した夫婦にふさわしい形になったと気に入っています。
一つ計算違いだったのは、
最終的にだいぶカカァ天下っぽくなったことです。
あれ?平等な夫婦像を描こうとしたのに…まあ、円満ならそれもいいか。


運がよければ、また劇場で皆さまにお会いできたらうれしいです。
その時は、なるべく他に無いものをご用意しておきます。

ニットイット赤松泰



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短編、あるいは、冒険しない『椅子』

家に帰ると、妻が椅子をあやしていた…

ニットイットが、再び
秋葉原の小劇場イベントで30分の短編芝居をやることになりました。

かつて長編としてニットイットで上演した『イスの冒険』の基になった幻の短編、
本邦初公開です!
……そりゃまあ、そうか。

〈演劇カタログ幻想絵画 Vol.22〉
◆開演時間 ※30分前開場
11月15日(土)18:00 (土曜昼はございません)
11月16日(日)14:00/18:00
◆会場:秋葉原アトリエACT&B http://www.im-e.com/access.html
◆予約 2,000円/当日 2,500円
◆出 演:
ニットイット/Fish and punch☆(青原未来・川嵜太貴)(15日のみ)/鏡良(アキラ)(15日のみ)/藤本夏姫、大川香織/他

ニットイット『椅子』
作・演出:赤松泰
出演:かとうみほ(TOY SPACE.)なかぢまひろあき(ふらっと)
演出補:生駒祐佳子

<作品説明>
「家に帰ると、妻が椅子をあやしていた…」という導入部分から始まる2人芝居です。
不条理喜劇で、夫婦をめぐる小品です。

<イベント概要とお願い>
最大4団体が30分ずつ演目を披露し、客席の入れ替えはございません。
直前まで団体数・演目内容が分からない(かも)、開けてビックリ!な企画です。
別団体が上演中の入退場は気持ちの良いものではありませんし、せっかく馴染みのない団体を観るチャンスですから、基本的に最初から最後までご覧頂きたく存じます。
お席に限りがございますので、ご来場頂ける場合は是非ご予約くださいませ。

2→4→9

タイトルの数字は登場人物の数です。


イスの冒険は、もともと短編の2人芝居でした。
ご覧頂いた方なら、
「ああ、あの二人の二人芝居だな」と想像がつくのではないかと思います。

実は、この二人芝居は前回公演「ブランク」でやる予定でした。
そのときには台本も完成していたのですが、
構成上の問題で上演はできませんでした。


その後、もう少し長くなって、
4人芝居になりました。

ここまでの題名は「椅子」で、まだ冒険してなかったのです。
というと、「ああ、あの4人の芝居かな」と想像つく方もいるかもしれません。


この4人芝居は、先日の公演がまだ短編集を予定していた頃、
上演するつもりでした。
しかし、諸般の事情で、実現しませんでした。



それで、一本の芝居になったわけですが、
一人出演予定だったキャストが、肩の怪我をしてしまいました。

それでも何とか出演できないだろうかと思い、
肩の不調という設定を台本の中に入れてしまいました。

と聞くと、「ああ、あの設定か」と思い当たるでしょう。

肩が痛い理由が、ああなって、
だから、夫の出生が、ああなった・・・という順番で、
9人芝居となりました。
(残念ながらそのキャストは出演できませんでした・・)


と、説明すると、わりと驚かれます。
たぶん、一番重要そうな『設定』が、最初は影も形もなかったからでしょう。
(アレは私にとっては、話の骨格ではないのです。)


でも、2人芝居バージョン「椅子」も地味ながら、
非常に気に入っています。
まあ、「イスの冒険」を見た方が見たら、
なんか変な感じがしてしまうでしょうけどね。

「イスの冒険」終了

ブログでは告知もしていないので、
始まってもいないのに終わってしまった感がありますが、

「イスの冒険」が終了しました。



今回は台本にも演出にも持てる技術を出し切ったと思います。

まあ、今思えばいろいろ他にも方法はあったでしょうが、
その時点では限界まで出し切ったと言い切れます。

あんな無茶な話が、おおむね好評だったようで、
ホッとしたようなビックリしたような複雑な心持ちです。



評価は自分がすることではないので、
見た方それぞれが感想を好きに持ってくれればいいのですが、

自分としては個人的に、この作品を気に入っています。
今までで一番オリジナリティを感じられたからです。



今回公演に望むに当たり、心に刻んでいた言葉が、

「いいものを作ろうとするとブレるんです、何がいいかわからなくなって。
でも、好きなことをやろうとすると何が好きか自分ではっきり分かるから、ブレないんです」
甲本ヒロト

でした。

独善と紙一重ですが、
無茶な話が成り立つかどうか不安な気持ちをねじ伏せ前に進めたのは、
この羅針盤があったからでしょう。

新しいことをやってやろう、という気負いもなく、
反面、自分なりのチャレンジも多かったのですが、
主軸がはっきりしていたから、バランスよく料理できたかなと思います。

何が言いたいかというと、

私が好きな作品ができました。

ご覧頂いた皆様にも喜んでいただけたなら、尚のコトうれしいです。

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